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みんなでTuck-in

いきなり専門的な話だが、腹式呼吸の際、息を吐く時には身体のどの部分が大きな役割を果たしているか、ご存知だろうか?

以前拙ホームページで説明した事があるが、答えは下腹部の筋肉である。あ、勿論横隔膜が呼吸の為の最重要部位だが、フルートを吹くにあたっては更に腹直筋の特に下部を鍛えて強化する事によって、呼気に圧力を与え、音の芯(=響き)が増す。
2013.1.18-1
(因みにこのページは、AppleがMobile Meを廃止した際に消されてしまった)

呼気(息を吐く)の時にこの赤い部分を身体の内側に向かって「キュッ」と力を入れて絞める、この事を英語でTuck-in(タックイン)という。
本来の意味はワイシャツの裾をズボンの中にたくし込む事で、なる程動作としては似ている。

タックインの要領が解り辛い場合、座ってロングトーンしながら、脚の付け根を軸に両膝を真上に上げて、両足をちょっとだけ浮かせてみるとよい。
両膝を上げる事により、自動的に腹直筋がタックインされる。すると、今吹いている音の響きがグン!と増すのだ。
とはいえ、慣れないうちはその差は微々たるものである。しかし複数の人数でいっぺんにこれをやったら…

出雲管楽器ゼミナール

先週土曜日の、島根県の中高生バンドを対象にした「管楽器ゼミナール」。
回毎に楽器の種類が3年周期でかわり、今年はフルートであった。自分が教えに行くのはこれで4回目である。

会場は出雲第二中学校。数校の吹奏楽部のフルートパートの生徒が集まっているが、この日はホルンも別室で講習があり、講師は元同僚の(声の大きい)Sさん。約10年ぶりの偶然の再開であった。

朝9時から演奏の基本的な事についての話。昼食休憩を挟んで午後2時半からは、各学校毎の公開レッスン。
少子化の波はここにも及び、受講生の数は回毎に減少している。初めてここに来た頃はおよそ50人もいたのだが、今回は20名弱。
尤も、あまり多いと隅々まで注意が行き届きにくい。これ位の人数がアットホームな感じで良いのかも、とも思う。

ところで、先程の「タックイン」の話は、このゼミナールでも毎回しているのだが、吹きながら足を上げるという例の”実験”を受講生全員でやってみるのだ。

「ハイ、腹式を使ってしっかり息を吸って」
「ハイ、音を出して」
「ハイッ、そのまま足上げて」

すると、全員がいっぺんにこれをする訳だから、音の変化は凄いものだ。
たかだか20名弱でも音が「ブワ~ッ」と変化するのだから、昔の50名の時なんかは部屋全体が唸った感じがした。

実はこれは、自分のオリジナルではない。
尊敬するフィラデルフィア管弦楽団Piccolo奏者、時任和夫氏に習った方法であり、今回も島根県にて広めさせて頂いた。
生徒達自身も、後ろで聴いている先生方も、音の変化に驚いていたようだった。

このようにして息の圧力を増すと、音が響くだけでなく、ピッチも良くなりブレスも長くなりスラーも繋がるetc.イイ事ずくめなのである。



という話をさせてもらいました。
皆メモを取りながら真剣に聴いてくれて、後半のレッスンでも皆ハキハキと返答し、そして熱演でした。
「フルートが上手くなりたい」という情熱が感じられ、今回も気持ち良く帰京できました。
ふと気付いてみたら、折角カメラを持って行ったのに写真を撮るのを忘れました(涙)。ま、あまりそんな余裕もなかったのですが。

なので、往きの飛行機から撮った美しい南アルプスの山々をここに載せときます。
2013.1.18-2

2013.1.18-3

また3年後を楽しみに…

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テーマ : 吹奏楽
ジャンル : 音楽

tag : 腹式呼吸 腹直筋 横隔膜 出雲市 管楽器ゼミナール 南アルプス

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プロフィール

Yumochan(ゆもとようじ)

Author:Yumochan(ゆもとようじ)
本名:湯本洋司
フルート&ピッコロ奏者。アレンジャー。
(属)芸大フィルハーモニア/アマデウス・クィンテット/ムラマツフルートレッスンセンター講師

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