スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新開発 YUMO式ピッコロ構え型!?

先日の芸大フィルハーモニア:「ラフマニノフ定期」にご来場頂いたお客様、どうもありがとうございました。
お蔭様で盛会のうちに幕を閉じる事ができました。

そして、モーニングコンサートも昨日前半期分が全て終了しました。
連日沢山のお客様にご来場頂き、とても嬉しく思っております。

後半期は9月12日再開。この後オペラ「ドンジョヴァンニ」そして「シベリウス定期」と続く予定です。
ご来場お待ち申し上げますm(__)m

さて今日はピッコロの専門的な話。演奏上のちょっとした「裏技」発見物語です。




ふと思い立って…

昨日の本番ではショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲等がプログラムで、ピッコロのソロが何ヶ所かあったが、その中で特に多かったのが、数小節間に渡る全音符の伸ばしであった。

ディナーミクはp~pppで、大体10~20秒位のロングトーン。静寂な空気の中に霧のように浸透していく響き。
このどれもが中音HやB、つまり左手の音域であった。
2012.7.13-1

こういう緊張する場面で、若い頃はよく替え指を使った。例えばH。

2012.7.13-2

理由はピッチが安定するからだ。多少震えていても、これでだいぶ補える(笑)。

で、最近は使わなくなり、本来の運指通りのHやBを出している。
それだけ根が図太くなった、というワケではない。
勿論替え指も選択肢に入っているが、替え指は音色が変わる。
要はその場面でどの音色を使うか、である。


今回も曲想やオーケストレーションを鑑みた結果、正規の運指で吹いた訳だが、左手の音域は(特にPの場合)ピッチや音色の不安定さが伴う。

勿論この問題は、呼吸法とアムブシュアによって解決できうるのだが、もう1つ、楽器の支え方にも由るのではないかということに、昨日ハタと気付いた。

そこで、先ずはゲネプロで試してみたのがこの持ち方!
2012.7.13-3

つまり右手小指のキィは押さえない。左手の音域は(楽器にもよるが)このキィの開閉は殆どピッチに影響はない。
但し!これはこの後次の音に移らずに、単独で出す場合に限る(昨日はたまたまそういう譜面だった)。
弦楽器とのユニゾンもあったので、ピッチはこの右手をコンマ何mm単位で微妙に動かし、吹きながら角度を調整する。
なまじ普通の持ち方よりもしっかりと楽器を固定し、更には手で覆う部分が極力少なくしてるので、音がオープンに響く。

効果はバッチリ。本番でも勿論実行したが、しかしながらキィの柱部分を持つ事になるので、汗には要注意。


このように、ピッコロは楽器が小さい故に、他にもいろいろな裏技がある。

定番なのは、
本来左手のキィを右手の指で押さえてみたり(トリル等)。
2012.7.13-4

右手の小指で筒先を半分、或いは全部塞いでみたり(替え指や音域外のcis等)。
2012.7.13-5



実はこの「YUMO式構え」、他にも右手で筒先をつまんでみる等、よくウォームアップの時にいろいろ試しているのですが、このような教則本には無い、いやむしろ教則本では「ダメ」といわれているやり方も、時と場合によっては使える事がいろいろ判ってきました。

ピッコロに限らず、そんな楽器のノウハウあれこれを、また順を追って紹介してみたいと思います。
スポンサーサイト

テーマ : 楽器
ジャンル : 音楽

tag : ピッコロ 運指 替え指 構え型 ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲 モーニングコンサート

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Yumochan(ゆもとようじ)

Author:Yumochan(ゆもとようじ)
本名:湯本洋司
フルート&ピッコロ奏者。アレンジャー。
(属)芸大フィルハーモニア/アマデウス・クィンテット/ムラマツフルートレッスンセンター講師

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

Thank You for Visit
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。