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さらば旧第6H

1998年にオープンした東京芸大奏楽堂@上野

2012.7.6-1

ここでは現在、年間50回を超えるコンサートが開催され、学生の公開試験や卒業演奏会もここで行なわれています。
で、97年までは、奏楽堂の隣りの棟内にある第6ホールが、モーニングコンサート他、メイン会場として使われていました。

実はこの第6ホール、あまり評判の良くないホールでしたが、遂にこの度ここが改修される事になりました。

という訳で、以下は改修前の最後のショットということになります。



舞台側。
当時芸大ではここが一番大きいホールだったが、とはいってもこのように簡単な設備のある、ただのダダッ広い空間。
2012.7.6-2
歩くとギシギシ音がするひな壇。
反響板のような物が申し訳程度に貼ってある。
ピアノやオルガンや椅子や譜面台等を格納する場所はないので、基本的にはこのように両脇に寄せてあるだけ。

2012.7.6-3
わざわざ音響効果を悪くしているんじゃないか?と思える天井の構造。

そして舞台側から見た客席の様子。
2012.7.6-4

このように床はただの平土間。折り畳み椅子を並べて客席とする。
奥の古ぼけた緑色の壁面は布張りになっていて、これがまた見事な吸音効果(!?)がある(と思う)。
因みにこの照明は、これで一番明るい状態。コンサート用にしては暗過ぎである。

そんな訳で、客の立場からすると演奏者がよく見えない、音が聞こえにくいetc. 出演者の立場からすると音が響かない、共演者の音が聞こえ辛い等、欠点だらけのホールだが、実は「汚点」はまだある。

舞台の間裏にある控室の汚さ!
2012.7.6-5
(恥ずかしいのでボカシをかけた)

奥の赤いデロデロは邦楽科が使う敷物。
他にも段ボール、屏風、巨大な鏡、扇風機、ハンガー、トイレットペーパー、アップライトピアノ、テレビ、壊れたオーディオ、演説台等が「散乱」している。

特に毎年秋の「芸術祭」直後は、更にゴミ屋敷状態になる。
管理する人が居るとか居ないとかいう前に、利用者自身がモラルを持って利用してほしいものだ



こんなホールでしたが、やっぱりそれなりに若い頃の思い出が詰まっていて、この度の改修はちょっとだけ淋しい気もします。

♪1年生の時、オーケストラでロッシーニの「セミラーミデ」序曲のピッコロを担当し、あの恐ろしいソロを初体験した本番。
♪4年生の時、モーニングコンサートでモーツァルトの協奏曲第1番を吹かせてもらった事。
2012.7.6-6
(指揮は松尾葉子先生、コンマスは故:田中千香士先生)
♪学内演奏会の時、お辞儀をしてから目の前の譜面台を(暗譜してるから)脇に片付けたら、それが倒れて近くのチェンバロに傷をつけてしまった事。
♪芸大フィルのリハの時、NBAっぽいウェアを着てバスケットボールを持った変な男(多分当時の芸大生)が最前列で聞いていた事。
♪モーニングコンサートに毎回仲良く3人で聴きに来ていたお爺さん達が、いつしか2人になっちゃった事…。

とまあ、思い出すとキリがありません。

第6ホールの”リニューアル・オープン”は来年度の予定です。
さて、どんな風になるか…楽しみです。
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テーマ : 日記
ジャンル : 音楽

tag : 東京藝術大学 奏楽堂 第6ホール モーニングコンサート

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非公開コメント

そうなんです

この夏休みからいよいよ工事だそうです。

えー!

6H無くなっちゃうんですね!
寂しいですねー。
ほんっとに吹きにくかったですけど。(笑)
プロフィール

Yumochan(ゆもとようじ)

Author:Yumochan(ゆもとようじ)
本名:湯本洋司
フルート&ピッコロ奏者。アレンジャー。
(属)芸大フィルハーモニア/アマデウス・クィンテット/ムラマツフルートレッスンセンター講師

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