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「桜井家の掟」

長く厳しい今年の冬もようやく終わり、いよいよ暖かくなってきました。
桜の蕾も弾けんばかりに膨らみ、もうあと少しで開花です。

平成23年度も幕切れが近づいてきた先週末、市の地区中学校演劇交流会というのを観るべく、近所のホールまで足を運んで来ました。

「演劇部」というのがある学校はそれほど多くはないのですが、それでも毎年夏には吹奏楽や合唱のコンクール並みに、大会というのがあります。優秀な学校はひとつ上の大会に進める、という訳です。

中学生だからといってナメてはいけません。時には迫真の演技がなされ、この自分がたかだか中学生ごときに感動で泣かされる事さえあるのです。

…ですが、今回は普通の交流会。学校によっては演劇だけではなく、ダンスあり、演芸ありと、なかなか楽しそう。
会は2日間に渡り、自分は今回は2日目のみ観ました。そして、最後に出ていたU中の「桜井家の掟」という演劇が大変面白かったです。




桜井家の掟(脚本:阿部順氏)

桜井家の4人姉妹。彼女等の両親が離婚する事になってしまったことからこの物語は始まる。

もうすぐ2人ずつ離ればなれに暮らすことになるという或る日、次女のボーイフレンドが桜井家にやって来ることになった。

不良少女の次女だが、彼氏は意外と気の弱い秀才、しかも年下。しかも三女の元同級生で初恋の人!
そんなこんなで、姉妹がああだこうだと口論しているうちに、何故かこの彼氏の両親までやって来た。

この父親というのがまた無礼で厭味な奴で、2人の中を無理矢理引き離そうとするかと思えば、ところ構わず大声で携帯で喋ったり。

そうこうしているうちに次女の知り合いのチンピラ達が桜井家に嫌がらせにやって来る、とその時、今まで慎ましやかにしていた彼氏の母親がいきなり豹変し、チンピラ共をやっつけてしまい、更にはこの無礼な夫をもやり込めてしまう。この物語最高の見せ場!

2012.3.30-1
(左から次女、三女、彼氏、彼氏の父親、長女、四女、彼氏の母親)

こんなドタバタの中にも、「恋という字と変という字は似ている。恋は人を変にさせるのかな」という印象的な台詞とか、もうすぐ家族が離散するという状況での各登場人物の心の変化とか、しんみりとさせられる場面も沢山ある。

この物語を作ったのは、ある優秀な高校演劇部の顧問の先生だそうだ。
脚本を元にこれだけの劇を作るというのは、考えてみれば並大抵の事ではない。舞台上には10人程度しか出てこないが、彼女等を支えているのは演出(台詞と演技)、美術(大道具、小道具、衣装)、照明、音楽(効果音やBGM)と、結局大掛かりになる。
それら全てを自分達でやっていくのだから、演劇部とは凄い部活動なんだなと痛感した。

逆に言うと、こういう活動の顧問だからこそ、このような面白い物語が考えられるのかなとも思う。

昔から、優秀な作曲家は作曲だけできていた訳ではなく、様々な所で活躍している優秀な演奏家でもあった。
そんな事実に通じるものがある。



因みにこの演劇の父親役はウチの娘が演じました。私を手本にしたのではないと信じていますが…(笑)

夏の大会も楽しみです。
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テーマ : 演劇
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 演劇部 交流会 桜井家の掟 阿部順

プロフィール

Yumochan(ゆもとようじ)

Author:Yumochan(ゆもとようじ)
本名:湯本洋司
フルート&ピッコロ奏者。アレンジャー。
(属)芸大フィルハーモニア/アマデウス・クィンテット/ムラマツフルートレッスンセンター講師

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