スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クリスマスコンサート いんたびゅー?(後編)

心があったまるクリスマスコンサートまで、あと一週間を切りました。
今日は先週に引き続き、コンサートのプログラムについて、湯本洋司さんにお話を伺います。
後半最初の曲、チャイコフスキーのくるみ割り人形は、過去のクリスマスコンサートでもやりましたね。


☆その通りです。今からもう6年も前になりますが、その時と同じ編成、つまり3本のフルートとピアノ版での再演です。
ただ、曲の内容は少し変えました。前回は第2幕のみからの抜粋でしたが、今回はそれにはこだわらずに選曲しました。最近よく耳にするアノ有名な曲も勿論入ってます。

さて、今回のメインプログラム、クリスマス・ファンタジア第2番についてお伺いします。先ずはこの曲ができた経緯についてお聞かせ下さい。

☆はい。クリスマスコンサートですから、やはりできるだけ沢山のクリスマスキャロルをお贈りしたい、でもただ並べるだけではつまらないという考えの元に、多楽章形式の「ファンタジア」という形で作ったのが第1番。それをイギリスの作家ディケンズの小説に乗せて「音楽物語」に仕立て上げたのが2008年の「クリスマス・カロル」でした。
とはいえ、こうも同じ曲ばかりならべては…と思って、他のクリスマスソングを探してみたら…ありました、ありました。いろいろ。でも言うなれば第1番に比べて割とマニアックな曲が並んでいるかも知れません。
そこで第2番では、編曲の仕方を工夫してみました。

と言いますと?

☆例えば、ラヴェルの「ボレロ」のように次第にスケールを大きくしながらテーマを繰り返したり、ファンタジア全体を通じていわゆる「循環形式」を採用したり。

「循環形式」とは?

☆ええと、全曲を通してひとつのモティーフが顔を覗かせたり、かと思えば全てのテーマが一気に噴出したり。

…何だかよくわかりませんが…。

☆そうでしょうね(笑)自分でも上手く説明できません。てか、当日のお楽しみ的な面もありまして。あまり喋っちゃうとねェ…。
でも聴いて頂ければお解りになると思います。

では終わりに、読者の皆さんにメッセージをひと言どうぞ。

☆年末のお忙しい最中ではございますが、もしお時間ございましたら是非ご来場下さいませ。きっと心があったまって頂けると思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ありがとうございました。聞き手は私、ゆもとよう つかさでした。

2012.9.12-3



という訳で、架空のインタビュー形式での紹介でした。

チケットの当日券もご用意しております。
また、ロビーにてCD「YUMOJAZZ!?」の販売もする予定です。
どうぞお楽しみに。
スポンサーサイト

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : クリスマスコンサート チャイコフスキー くるみわり人形 クリスマス・ファンタジア 循環形式

フィンランドとシベリウス

森と湖の国、フィンランドのほぼ中央に位置するクオピオ(Kuopio)という所。この小さな町に「クオピオ交響楽団」というプロのオーケストラがある。

15年前の丁度今時期、このクオピオ響が来日した折、ベートーヴェン「第九」のピッコロで自分がエキストラ出演した事がある。

リハーサルに行って先ず驚いたのは、10月の雨の肌寒い日にも関わらず、オケの殆どの人達がTシャツやタンクトップ、そして短パンという真夏の格好をしていた事。彼等に言わせれば今日は「暑い」んだそうだ。

…無理もない。北欧の冬はマイナス10℃以下、クオピオでは時に-40℃まで下がる事もあるそうだ。東京との気温差が50℃!だからフィンランドのオケが冬に来日すると、この温度差で体調を崩す人も出るという笑えない話もある。

それに流石はバイキングの国、彼等は皆身体がデカい。中には自分の1.5倍位の巨人も。何より指揮者の身長が2m位あったし。

そんな人達と一緒に演奏できたのは、とても良い体験だった。第九のピッコロといえば音程とリズムが命みたいなシビアなパートだが、クオピオ響の人達はあまりそんな事は気にしないみたいだ(指揮者も)。
アンサンブルの縦の線も横の線も日本のオケ程緻密ではなく、それよりも皆朗々と演奏していて心から「音」を「楽」しんでいる。

クオピオ交響楽団の定期演奏会は、普段は地元の音楽センターにて開かれている。
本番当日は午前中にゲネプロ。終わってから夜の開演までの間に、団員達はそれぞれ思い思いの行動をする事になるが、中には会場のすぐ近くにあるクオピオ湖にボートで釣りに行っちゃったりする人も。

だからこんなに大らかな人柄&演奏なのかと思うが、一方ご存知の通りフィンランドは大変な思いをして独立を果たした国。愛国心については人一倍強い国民。

この来日公演後のレセプションに於いても、日本の誰かが気を利かせてオルガンでフィンランドの国歌を弾き始めた。すると、それまで酒を飲みながらヘラヘラと喋っていた団員全員、いきなりそのオルガンに向かって直立不動、一斉に唱和したではないか。流石にこの時は、自分もちょっとその雰囲気にビビった。

そんなフィンランドの人達が「第2の国歌」として崇め奉っているのが、シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」。
これも聞いてびっくりした事だが、ご当地フィンランドでは、おいそれとこの曲は演奏してはいけないそうである。余程大事な行事でなければ演奏できないらしい。

さて、そんなシベリウスは1865年フィンランド生まれの作曲家。クオピオ響もこの来日では第九の前プロとして、シベリウスの交響曲第7番を演奏した。

2012.10.12-1
フィンランドには行った事はないが、こんな森と湖の風景に囲まれていると、自ずとこういう曲が生まれるんだろうなと思える、独特の作風。

聴いていると、あのクオピオの人達が懐かしく思える。

「フィンランディア」の他にも、有名なのが交響曲第2番、交響詩「トゥオネラの白鳥」、組曲「カレリア」、そしてヴァイオリン協奏曲等。

さて…



来週、芸大フィルハーモニアでもシベリウス特集をおおくりいたします。

2012.10.12-2

指揮者のD.ボストック氏は、自分が東京佼成ウィンドオーケストラによくエキストラに行っていた頃、フレデリック・フェネル氏の後任としてここの指揮者となり、何回かコンサートや録音でご一緒させて頂いた方ですが、その後芸大に来られて再び彼の指揮で吹ける事になりました。

このチラシ裏面にある彼のメッセージです。
「スカンディナヴィアの音楽は、しばしばその広大な風景のポエジー(詩歌)とアトモスフェア(空気)によって刻印されています(…中略…)『歴史的情景』は初期の作品で、フィンランドの歴史を扱っています。『ヴァイオリン協奏曲』は彼のもっとも知られた作品、『交響曲第5番』は穏やかな冒頭から輝かしい頂点に流れ込む傑作です。ジャン・シベリウスという偉大な天才を、藝大フィルハーモニアとともに一夜のうちに発見して下さい」

ヴァイオリン独奏は我がGフィルのソロ・コンサートマスター:野口千代光さんです。

来る10月19日(金)19時開演、奏楽堂です。
お楽しみに!

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : フィンランド クオピオ交響楽団 シベリウス ヴァイオリン協奏曲 交響曲第5番 歴史的情景

X'masコンサート 宣伝開始

ここ数日でグッと気温が下がり、ようやく、本当にようやくです。この夏の35度猛暑から解放されましたね。
考えてみれば、9月ももう終わりです。

そうなるといよいよ宣伝の時期かなというのが、来る12月のクリスマスコンサート。

…こう暑いと、いくら3ヶ月前とはいえ、なかなか「クリスマス」という言葉がピンとこなくて、今まで宣伝し辛い感がありました。

という訳で、早速ここに紹介させて頂きたいと思います。


アンサンブル・ウォームブリーズ 
心があったまるクリスマスコンサート

日時、会場、プログラム等を紹介する前に、まずこのグループ「ウォームブリーズ」について

大元は2003年12月、自分達夫婦のフルートデュオを中心に、第1回クリスマスコンサートを開催。
その際、近所に住む昔からの友人フルーティスト、塩谷真理さんと、ウチの教室の旧&現お弟子さん達も誘い、10人のフルートアンサンブルでメインプログラム「クリスマス・ファンタジア」を演奏。

その時にグループ名をこの「アンサンブル・ウォームブリーズ」としました。
2012.9.28-1
(2003年10月撮影)

次の第2回自主公演は3年後の2006年。グループ名はそのままですが、メンバーを自分等夫婦と塩谷真理さんの3人として、12月に自主公演を開催。この時からコンサート名を「心があったまるクリスマスコンサート」としました。

2012.9.28-2

また、自分の所属する芸大フィルの弦楽器の方を中心にお手伝いいただき、モーツァルトのカルテットや「クリスマス・ファンタジア」の弦楽器プラス版を演奏。

第3回は2年後の2008年。メインプログラムには同じく弦楽との共演で、拙作の音楽物語「クリスマス・カロル」を演奏。この時のピアニストは、同じく近所に住む松島雪子さん。かねてからウチの教室の発表会などで伴奏してもらっているのですが、このコンサートでも賛助出演者としてお手伝いいただきました。

この後はさいたま市南区のPTA協議会関連のパーティーや、中学校の音楽鑑賞教室等に出演。

そしてそれから4年、ピアニスト松島さんにもメンバーとして参加いただき、フルート3本とピアノという新たなる編成で「アンサンブル・ウォームブリーズ」が発足いたしました。

来る第4回の内容は…
2012.9.12-3
この通りです。

各プログラムの詳しい内容については、長くなるのでまた後ほど紹介致します。
以上、今回はウォームブリーズの”歴史”について説明しました。

第2&3回のコンサートの様子を4分程にまとめたハイライトはこちらをご覧下さい。

そうそう、「ウォームブリーズ」の意味について。
言葉通り「暖かい息吹」という意味の英語ですが、実はこれはフルートを演奏する時の基本の呼吸法に由来して命名しました。


熱いスープを吹き冷ます「フー」という息ではなく、かじかんだ手を温める「ハア~」という息の方が、フルート君は悦んで響くのです。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : クリスマスコンサート クリスマス・ファンタジア さいたま市南区

芸大フィルハーモニア定期・特別演奏会のお知らせ

先ずは高校2年生だった頃の懐かしい写真をいくつか。

夏の臨海学校(千葉県岩井海岸)。5km遠泳中のショット。
2012.6.15-1
左が自分。手を振って笑いながら泳いでいるのは…

その臨海学校でのとある晩。毎年近所のお寺にて、後輩達を脅かす肝試し大会があった。
2012.6.15-2
右が自分。では左のドラキュラは…

秋の修学旅行(北海道)。大倉山ジャンプ台の前にて。
2012.6.15-3
右が自分。カメラ目線ではなく、この頃から既に世界を見据えていたのは…

当時作曲科学生だった江口玲(えぐちあきら)君。



が、来週の芸大フィルハーモニア定期演奏会にソリストとして出演します。
曲は、あのラフマニノフの「パガニーニ・ラプソディー」。

2012.6.15-4

このチラシ裏面にある彼のプロフィールです。


「東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部作曲科を卒業。ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程修了。同音楽院からW.ペチェック賞とW.シューマン賞およびバッカウアー奨学金コンペティション第1位とコンチェルト・コンペティション第1位受賞。パリ国際室内楽コンクール入賞、ヴィニャフスキー国際ヴァイオリン・コンクールでシュヴァイツァー賞、インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンペティションにおけるベートーヴェン・ソナタ賞を受賞。欧米の主要ホールでのリサイタルや、G.シャハムらの伴奏者など室内楽の分野でも国際的に活躍。多数のCDが「レコード芸術」特選版となる。2006年から洗足学園音楽大学大学院客員教授。ニューヨーク市立大学ブルックリン校を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻准教授」

という訳です。スゴい!

いや学生の頃から、彼のピアノは実に素晴らしかったのですが、芸大のモーニングコンサートでは、ピアノでオケと共演できるのはピアノ専攻学生からの選抜者のみなので、実は江口クンが芸大フィルと共演するのはまさに今回が初めて。
いやァ、高校時代からの同級生が自分のいるオケと一緒に演奏してくれるなんて、本当に嬉しいことです。

そして今回のコンサートでは、あのホロヴィッツが愛用していたピアノが登場します。彼もツィッターで絶賛していました。さてどんな音なのか、自分も楽しみです。

指揮は尾高忠明先生。そしてメインプログラムは交響曲第2番。
実は芸大フィルハーモニアがこれを演奏するのは(少なくとも自分が入団して以来)初めてなのです。
ラフマニノフの代表的なオーケストラ曲、こちらもどうぞお楽しみに。

来る6月21日(木)午後7時開演、奏楽堂です。
ご来場、お待ち申し上げますm(__)m

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : 芸大フィル ラフマニノフ パガニーニ 狂詩曲 交響曲第2番

師匠の米寿を記念して

…ここ1週間で2回もあった大嵐。何かと天候の不安定なこの季節、丁度桜も開花の時期なので、折角咲いた花びらが吹き飛んでしまわないか、心配な年度始めでした。

さて、新年度最初のブログはコンサートのご案内から。

私が大学で4年間師事した師匠、川崎優先生の米寿記念コンサートが行われます。
でも会場は関東ではなく、浜松です。お近くにお住まいの方は、是非ご来場下さいませ。

2012.4.6-1



川崎先生は作曲家でも有らせられるので、先生の作編曲集が演奏されます。

実は先生は、米寿はもう越えられていて、昨年春に記念パーティーが開催される予定でした。

ところが、東日本大震災が起こり、中止を余儀なくされてしまいました。

でも延期はされたものの、こうしてお祝いを兼ねたコンサートが開催され、自分もそれに参加できる事になって本当に良かったと思っています。

ムジカKayabue(カヤブエ)という名称は、(推測ですが)且つての川崎先生の門下生の集まりである「茅笛の会」に由来し、この「茅」という字は先生のお住まいである神奈川県茅ヶ崎市に因るものだと思われます。

今回、合同演奏に参加させて頂きますが、自分はこの参加メンバーの中でもまだ若造のペーペーな位、周りにはフルート界の大御所の面々が揃っております。つくづく凄い顔ぶれだなと、実はちょっと緊張モノです。


浜松だから、コンサートが終わったらあの「夜のお菓子」でも買って帰ろうかな(笑)

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : ムジカ カヤブエ キューピットのマーチ クリスタル 浜松市

プロフィール

Yumochan(ゆもとようじ)

Author:Yumochan(ゆもとようじ)
本名:湯本洋司
フルート&ピッコロ奏者。アレンジャー。
(属)芸大フィルハーモニア/アマデウス・クィンテット/ムラマツフルートレッスンセンター講師

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

Thank You for Visit
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。