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アマデウスのクリスマスプレゼント

…いやはや、いっそがしくて全然ブログが更新できず、すみませんです。

そして、あれよあれよという間に今日はクリスマス。

そういえば先日、2日間に渡るアマデウス・クィンテットのクリスマスコンサートが無事終了いたしまして、両日とも満員御礼。ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

という訳で、今回はこのコンサートのメイン(かどうか?)、2曲のクリスマスメドレーをお届けいたします。

この映像と録音は初日のゲネプロ時のものです。多少の映像や音の乱れ等はどうかご容赦下さいませ。


1. 大作曲家達のクリスマス(湯本洋司編纂&作曲)


解説的物語(フィクションですが、ノンフィクションも含まれています)


あるクリスマスイヴの晩。ここは居酒屋「アマデウス」。

作曲家ワーグナーが、独りしみじみと賛美歌を鼻歌で歌いながら酒を飲んでいると、そこに陽気なメンデルスゾーンが現れました。「よう、リヒャルト!そんな辛気臭い歌なんかじゃなくて、もっと楽しいクリスマスソングを歌おうぜ」彼はワーグナーの歌を半ば無理矢理遮って勝手に歌い出しました。

実はワーグナーは、あるハンガリーの作曲家の娘で、既にある指揮者の妻でもある一人の女性と不倫の恋をし、子供までできちゃったのでどうしようか悩んでいました。思い切ってメンデルスゾーンにそれを打ち明けてみると、メンデルスゾーンはますます陽気に「そりゃ~めでたいじゃないかリヒャルト、別れさせて結婚しちゃえ」と言って、今度は結婚行進曲まで歌う始末。

その時、カウンターの反対側で飲んでいた男がこう呟きました「別れさせられる方の身にもなってみたらどうだい?その指揮者はボクの作品も振って貰ったことがあるのさ」。男の名はチャイコフスキー。彼は10年以上も続いていたフォン・メック夫人からの援助が打ち切られたばかり。見るからに悲愴感が漂う彼もまた鼻歌でクリスマスソングを、何か悲しそうに歌い始めました。

そんなチャイコフスキーに二人が顔を見合わせていると、そこにブラームスとドボルザークが意気揚々となだれ込んで来ました。「よう!お二人さん、今夜はイヴだぜ。何か歌おうぜ」先に讃美歌を堂々と歌い出したのはブラームス。「何それ?ダッセー」とドボルザークは悪たれつき、続けて自分が歌います。

所詮ここは居酒屋、先程のチャイコフスキーも結局加わって、5人の酔っ払いは散々歌った挙句、酔い潰れてしまいました。

その様子を離れた席で冷やかに観察していたのはモーリス・ラヴェル。「皆、なんてえげつない歌なんだ作曲家のくせに。もっと洗練されたアレンジはできないのか」5人が寝てしまって少し静かになった店内、ラヴェルもまた、クリスマスソングを歌います。

ナルシスト特有の「独り盛り上がり」で、いよいよクライマックスに差し掛かったその時、「閉店だよ~」と、最も陽気な店長が出て来て、あれよあれよという間に、ワーグナーもメンデルスゾーンもチャイコフスキーもブラームスもドボルザークもラヴェルもみーんな店から追い出してしまいました。

そう、彼こそが居酒屋「アマデウス」のマスター、ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト。彼は言います。「皆凄いね。才能あるね。でも僕が一番さ」そして高らかに一番ポピュラーなクリスマスソングを歌いました。そして最後にこう言いました「みんな、お幸せにね。アーメン」。

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2. アマデウスのクリスマス2011(木村健雄 編曲)

3曲のクリスマスソング(+アルファ?)をジャズ風に並べた楽しい音楽。各奏者のソロも光ってます!
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如何でしたか?来年もアマデウス・クィンテットをよろしくお願いします!
(やれやれ、クリスマスが終わるまでに間に合ったゾ。さ、年賀状書こ)

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

tag : アマデウス・クィンテット クリスマスコンサート クリスマスメドレー メリークリスマス

プロフィール

Yumochan(ゆもとようじ)

Author:Yumochan(ゆもとようじ)
本名:湯本洋司
フルート&ピッコロ奏者。アレンジャー。
(属)芸大フィルハーモニア/アマデウス・クィンテット/ムラマツフルートレッスンセンター講師

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